藤島の悠想

読んだ本とか日記とか考えたこととか

2022-02-01から1ヶ月間の記事一覧

断片的なものの社会学をよむ

本をまた一冊読み終えました。 「断片的なものの社会学」岸正彦 断片的なもの。誰かに話すまでもないけど、なにか心にひっかかるような出来事がある。 なぜかわからないけど、ずっと記憶の片隅に残る一幕がある。 誰にでもあると思う。 この本は他人の暮らし…

水の中

夜の海の静けさにあこがれる 心の中は熟れきった果実をフォークでかきまわした後みたいで みるみる腐っていく 目を閉じて夜の海を浮かべる ゆらゆらり 水平線とからだの線が融和していく 深い闇にのみこまれる

自由律

あじみで火傷 こたつで五度寝 初日に靴擦れ 魔法でゴミ捨て ねこで生キズ おしゃれとトマトソース