藤島の悠想

読んだ本とか日記とか考えたこととか

超不純な動機から保育士試験を受けた

 

ぼくが保育士試験を受ける理由はだいたい100個くらいあって

 

ひとつめはここじゃどうも息も詰まりそうになった

 

ふたつめは今宵の月が僕を誘っていること

 

みっつめ保育士の免許とってもいいかな

なんて思っていること

 

~♪

 

ぼくには保育士になる理由なんてなにひとつない

 

 

 

 

保育士試験に合格した!!!!!!

 

 

ひとつ挙げるとすれば、前に付き合っていた彼氏の元嫁が保育士だったこと

 

 

前髪ですべてを隠していた私とは対照的で、自然派前髪流しのいつも写真で口を大きくあけて笑っている女の人だった

 

 

会ったことはないけれど、明るくて一緒にいて楽しくて活発なひとだったんだろうなと思ってた。

 

 

 

 

元嫁の存在がいつも私を殺した、というより自分で元嫁の写真を見漁ったり(なんかの非営利系団体に属していたからそこのFacebookとかにいた)、名前で検索したりして心の自傷行為に走る日々だった。どうしても元嫁と私が違いすぎて、絶望した。

 

 

 

 

探ったのもみせてといったのも私だったけど、みせないでいてほしかった

名前まで見えちゃったから、もうどこまでも調べるしかないじゃんか

 

 

 

 

教えられなくても、彼氏の周りは元嫁のことしってて、しらないのはわたしだけだったから、時々出る元嫁の話題になるたび吐き気と涙がとまらなかった

それに関連して、元嫁の職業だった保育士というワードにさえトラウマ反応が出だした

 

 

 

 

私が絶対になれないような保育士をしていた元嫁

わたしは元嫁みたいになれない

コンプレックスだらけだった。自分が嫌いすぎて死んでしまいたかった。いまでも当時の自分を思い出すと苦しくなって息が浅くなる

 

 

 

 

 

 

今の自分だったらうまくやれたのにとか、ばかばかしい考えだとわかってても思わない日がない

むりだよ、根本の部分はなにもかわってねえだろ

 

 

 

 

 

 

 

私が自分を大切にできないことは、彼氏のことも大切にできていないことで、疲れさせてしまって、愛想をつかされてふられた。

 

 

 

 

そのあと私はちょっと変わった。くっそ生きてやるって。大嫌いな過去はなかったことにした。呪いみたいな場所から解放された

 

 

 

そして去年から保育士へのコンプレックスをいつまでも無視したくなくてなのか、元嫁がしてたことが私にもできるという事実に変えたかったのか、保育士試験を受けた。絶対向いていないでしょと冷笑して自分の一方で無双モードの自分がどんどん前に進んでいった

 

 

 

図1.僕が保育士試験を受けた動機(藤島.2023)

 

 

 

 

私が保育士になってたところで、もし前の彼氏が知ったとして、なんてちっぽけで無意味なことなんだろう。でも私にとっては大きかった。大きくて黒い壁だった。

 

 

 

 

 

 

こんな動機から保育士とった人が保育士だなんて、こどもたちの未来が心配