藤島の悠想

読んだ本とか日記とか考えたこととか

とんでもないことだけど 人間はいつか死ぬ

僕は頑張るよっ/神聖かまってちゃん

 

 

「人は誰でもみんな死ぬさ」

ダス・ゲマイネ/太宰治

 

 

死ぬことが人生において唯一の結果なのだから

流星ヘブン/大森靖子

 

 

 

 

とんでもないけど当たり前のこと。この世界で唯一の絶対。死ぬこと。

 

 

 

 

この残酷であり幸福である事実に気が付いたのはいつだったんだろう。でもなんとなく生まれた時から知っている気がする。

 

それとも「一度きりの人生だから」、「死ぬまでには」とか街中にあふれる言葉や、100歳を超えたらすごいとか、そういったことから無意識に死の存在があることを意識してきたのかもしれない。

 

 

 

 

当たり前なのに、身近に死を感じるとびっくりする。「へぇー」と言っても平常心が一瞬乱れる。

 

5度の自殺未遂を図ったダザイが最後はやっぱり自殺で死んだということも衝撃なのだ。

 

 

 

 

 

の子は、「きっと死ぬとき痛いから」と今をもう少し生きていける曲を作った。老衰だったら痛くなくない?死人に口なしなのでわからないけど。

だからの子のなかで死というのは自殺が前提になっていたのではないかと思う。いつか私も自殺で死にたい。

 

 

 

白でも黒でも黄色でもそれ以外でもいい。

女でも男でもそれ以外でもいい。

絶対なんてなくて、自由精神が良いとされる風潮になった。だけど死は絶対だから。だから死が好きなのかな。ゆるがない絶対が欲しい。ゆるがない愛がほしい。

 

 

 

 

人生設計を立てるときに何歳で結婚して、何人子供を産んで、仕事はどうするかとか貯金は月いくらするかとか、だから保険はこれに入ろうとか、老後の資金がとか。結婚しなかったらやり直しじゃん。離婚したらやり直しじゃん。絶望の要素増やしてるだけだってなんで気づかない?

 

 

 

 

 

 

何パターンも想定するひまない。

絶対的な死を軸にしよう。何歳で自殺するとして・・・から始まる人生設計

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

45歳で死ぬと言っているあの人は本当に死ぬのだろうか。